【うんざりしてないですか?】消毒作業が消毒以上に効果のあることとは

こんにちは、のすけです。

勤めている学校が始まり、午前の終わりと午後の終わりに

各クラスの次亜塩素酸の消毒消毒の毎日となっています。

どうしても、こういった毎日の作業は
こなしていく作業になりがちですね。

結構時間との戦いだったりするので

「はいはいはい!次!!次!!」

というような感じで、私も激しく作業をしがちです。

皆さんの色々な職場でも消毒の作業が必須になっていると思います。

ここで、私はハッとしたんですよね。

なぜかというと、

「掃除は場所を育てるもの」だということを

ビジネスを通して学んでいたからです。

目次

今やっていることは実は効果的なこと

自分が学んでいることも
職場にいくと自然にその職場のマインドに変わってしまうということがあります。

これは集合的無意識といって
集合の意識が無意識的に自分の意識になっています。

ここでいうと、

「あーもう、消毒やらなきゃ。急げ急げ!」と作業している先生方が多いと

自分もいつの間にか急いで、
椅子をガタガタ、ギーギー言わせながらやってしまいます。

今、学校は様々な行事が中止になっていることから

そこまで忙しいという印象を受けません。
(変更変更続きの忙しさはあるかもしれません。)

なので、そこまで急ぐ必要がないんですよ。

 

私はビジネスを通し「場」の大切さを実感しています。

例えば、先月のようにお家時間が多くなり、

気持ちが下がっているとき、

お家自体の場が汚れていると気持ちも下がっていきます。

そんな単純な話か?、、と思うかもしれませんが、
私は、実際に朝に掃除をするようにしました。

日の光を浴びた綺麗なお部屋の空間を想像してみてください。

窓を開け、カーテンがそよ風に揺られながら
気持ちのいい風が部屋の隅々まで入ってきます。

そのような環境で、ベランダの近くでいつも作業をしていました。

これは驚くほどの変化でした。

そのとき書いた文章も、電話で話した方々も本当に清々しかったです。

 

こんな体験をしたのに、なぜ学校に活かさないのだ!!!と気づいたんです。

 

今、学校でやっている換気は、

もちろん、コロナの対策ではありますが、

新しい空気を入れること、空気を循環させることという観点からとても良いことです。

空気は人の気持ちと連動するといっても過言ではありません。

最近だとジメジメした空気、嫌な臭いがする空気、

想像すると気持ちも下がってきますよね。

 

また、生徒が帰った後の次亜塩素酸による消毒作業は、

机を拭き、椅子を拭き、ドアや水道などみんなが触るところを拭いていきます。

以前であれば、生徒が帰った教室はそのままの先生も多いです。

椅子が引いたままだったり、机がバラバラ、プリントが落ちているようなクラスもありました。

今はというと、除菌作業をすることにより、
教室を循環するのでものが床に落ちている状態もなくなりました。

私は、これこそ生徒の心を支える教室の姿だなと感じるのです。

それに気づき、私は毎日机と椅子を揃える作業も合わせてしています。

本来であれば生徒が帰る前に、生徒に自分の机を揃えさせるほうがいいのですが。

それは今後の私の提案次第でしょうか。

掃除は場を育て、場は人を成長させる

ここでの場は、掃除をした場であり、空間の場でもあります。

掃除をすることによって、場所が綺麗になって、

空間の空気も綺麗になって、

人の気持ちも清々しくなる。集団が生き生きしてくる。

そして、その場が成長していく。

この流れこそ学校の良さだと感じるんです。

 

今、コロナによって必要とされていることは、

本来見失っていたものに気づくことが多いように思います。

この凝り固まっていた学校がオンライン授業やオンライン会議をするなんて

殻を破った感がすごいのです。

 

本来の目的に沿ったものをどんどん取り入れていくことができるチャンスなのだと本当に感じています。

文句を言うだけなら簡単なんだ

私は、ビジネスはビジネス。職場は職場というように、
どうしても、集合的無意識により

「私が出る幕ではない」

というように考えるのは、やめにします。

「学校はなんでこうなんだ」

と文句を言うのは誰でもできますし簡単なんですよね。

提案することによって、生徒が救われるのであればやる価値です。

無視されるかもしれませんが、
私はどんどん学びを実践していきます。

全ては子どもたちのために!!