こんにちは、のすけです。
最近は新しい学び学びの毎日を送っています。
また、日頃からお世話になっているビジネスの先生と通話する機会も増え
普段の生活の気づきをもっと深掘りしていっています。
普段の生活の中には、人間関係の悩みが多いですよね。
というのも、人の悩みのほとんどが人間関係からくる悩みです。
でも、その人間関係の悩みから気づきを得られることはとても多いです。
以前の私の人との付き合い方は
自分の根っこで思っていることはあまり言わない関係でした。
親しい友人でさえ
気を使っているわけではないのですが
言ってもわからないだろうな、とか
反論されて嫌な気持ちにさせるのもなるのも嫌だと思っていました。
実は、つい最近までそうでした。
仕事場の人はもちろんのこと、
友達関係も
そうじゃないと思うんだけどな〜
と思っても、ぶつかったりしませんでした。
それは、昔から空気を読む癖がついていたこともあり
その人が言ってほしいこと
言ってほしくないこと
を読み取ろうとしていたことも原因にあります。
全く意見をしないわけではないのですが、
ゴクッと飲み込む言葉の多かったことは事実でした。
いつもその後帰宅して、私は彼女に色々な話をするときに
出てくる出てくる飲み込んでいた言葉たちが!笑
そこで、本当はこう思っていたのに
自分は言わなかったんだなと思うわけなんですね。
当時、根底にあったのが
人は簡単に変わらない。
人は人、自分は自分。
人を変えたければ自分が変わろう。
自分で言うのも変ですが、
私は人よりも人の気持ちに敏感な方です。
空気を読んでしまうのは、
人の気持ちを踏みにじりたくないというのがありますが
それによって、
逆に人に自分の本当に思っていることを言わなくなってしまっていたのも事実でした。
私が脱サラして
もう一度大学で勉強をしていたときに
海の近くに一人暮らしをしている仲の良い友人がいました。
海に行って、そのまま宅飲みしながら語って朝を迎える。
2人とも何か沸きらないものを抱え、たくさん語りました。
いつもは電話なんかかけてこないのに
ある時期、電話がかかってくることがありました。
彼は、完全に弱気になっていたのですが、
私はその気持ちを一緒に共有しようとしました。
でもその時、彼に言われたんですよね。
「はっきり言っていいんだよ。」
と。
今思えば、その言葉は
私が本音を言っていないことがわかっているようにも思えますし、
その時に彼が欲しかったものは
空気を読んだ優しさではなく
私の本当の思ったことを言って欲しかったんだろうなと思うんです。
「大変だよね。そりゃ辛いな。」
そんな言葉よりも言えた言葉があったはずなんです。
その後、彼は自分で決心し、遠方への引越しを決めました。
何か思うことがあるのにも関わらず、
人は簡単に変わらないと言い訳をして
それを伝えないのは、ある意味罪と今は感じるんです。
言い争いを避けたり、論破されることが嫌なこともあると思うんです。
自分がどうなるかを考えているだけだなと。
そもそも、
自分がその人を変えられるかどうかという『結果』は
本当はどっちでもいいんです。
その価値観が絶対に合っているというのは
自分のエゴでしかありません。
変えられるのかという結果ではなく、
幸せになってほしいという『思い』で言葉を発することが一番大切です。
ほとんどの人がそんなことは考えずに発言しますが、
それが誰のための発言なのかは考えてほしいことです。
例え、その意見が間違っていても
言われた人が新たな一歩のためのきっかけになるかもしれないんです。
「何言ってんだ!そんなの違う!」
と思われたとしても
それをきっかけにして考えることになるかもしれない。
もうそれで十分なんですよね。
何よりも発言しない奴よりマシだろってことなんです。
言ったことによって結果がどうなるか気になるのは
ある意味で
自分がどう評価されるかを考えている可能性があります。
例えば、
学校のグループワーク、
会社での会議も同じなんですよね。
日本人は特に
会議といっても、報告会のようなもので
折角集まって話し合える場なのにもったいないと思うことがよくあります。
でも、皆さん思っていることはあるんですよね。
私は、そのときに
思ったことを発言できる人って本当に尊敬します。
その人の意見で
「これで良いのか、、、?」
みたいな雰囲気が少しほぐれ、また誰かが発言する。
というように会議の雰囲気が変わるからです。
それはまさに『きっかけ』であって
その意見が採用されるかどうかはどっちでもいいんです。
しかし、そのときに急に意見することが
ハードルを感じてしまいますよね。
そのときに必要なのが『思い』です。
私の職場でいうのなら
子どもたちへの思い。
この会議で自分が意見することによって
救われる子がいるイメージをします。
あれ?と思っていることがあるのに
その言葉を飲み込んでしまうのは誰のため?と考えます。
それはだいたい自分のため。
仕事仲間との関係が悪くなるのではないか、、とか
嫌われるんではないか、、とかです。
でも実際、自分の思いからくる意見で
嫌な気持ちになる人は少ないです。
むしろ逆で、ちゃんと言った方が信頼されることの方が多いです。
そのときは、
「いやいや、なんなんですか」
みたいな嫌な反応をされたとしても
その後、なぜか関係性ができていきます。
因みに、それで悪化するようなら
気にしない方がいいかと思います。
だから、大事なのは
自分の『思い』をのせて意見すること。
そこに結果どうなるかという自分視点はいらないんです。
きっかけを作ることが大切なこと。
私もまだまだでありますが、
この感覚を最近やっと分かるようになりました。
これからも
自分の『思い』を軸に発言することを続けていきますし
それによって、誰かの支えになりたいと思っています。