「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで

こんにちは、のすけです。

今回は、アウトプットを兼ねて「金持ち父さん貧乏父さん」の感想やらを書きました。

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感想(27件)

 

目次

資産と負債の違い

この本には不動産投資の話もかなり出てきますが、敢えて絞ると、一番重要なのは

資産と負債の違いを理解すること

だと思います。極端に言えば、

ローンを組んで買ったマイホームや車は負債です。

いやいや大切な家や車、高価であり資産ですよね?

でもこの本において、資産と負債の定義は、

資産は自分のポケットにお金を入れてくれる

負債は自分のポケットからお金をとっていく

ローンを組んで買ったマイホームや車は

単純に自分のポケットからお金をとっていきます。

ローンだけではなく、税金や維持費もかかっていますから、この定義からすると負債なんです。

それらを資産だと勘違いしていると無限ループにハマってしまいます。

どういうことかというと、

人生の一例として、、

高校、もしくは大学を卒業、就職、

就職と同時に小さい車を購入

少しお金も貯まってきたところで結婚、出産

マイホームを買おう

子どももいるし、大きな車を買おう、、

この時点でもう、多くの人がたくさんの支払いのために働くようになっています。

自分たちのために働くのではなく、支払いのために働いている状態で、この無限ループからは抜け出せません。

生活のために働くのが当たり前だろと思うかもしれませんが、

生活とは言えど、知らないうちに資産ではなく

負債を自ら抱え込むようになります。

知らないうちに、ではないのですが。

 

負けることへの恐怖

この本の中に金持ち父さんが主人公に話した言葉があります。

 

一生安全な橋だけ渡り続け、まともなことだけをやり、決して起こることのない人生の一大イベントのために一生エネルギーをたくわえ続けるんだ。

そして、最後は退屈しきった老人になって死ぬ。

とても働き者で気のいいきみにはたくさんの友達ができるだろう。

だが、実際きみがやったことといえば、人生につつきまわされ、されるがままになっていただけだ。

心の奥底で、きみは危険を冒すことを恐れていた。本当は勝ちたかったのに、負けるのが怖くて勝利の感激を味わおうとしなかった。

そして、自分がそうしなかったことをきみは知っている。きみだけが、心の奥底でそのことを知っている。

きみは安全なこと以外はしない道を選んだんだ。

 

多くの人にとって耳の痛い言葉です。

そんなことはない。この道は自分で選んだとムッとするかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

ほとんどの人が、自分の人生を歩んでいるつもりでもいつの間にかレールに乗り他人の人生を歩んでいるように思います。私もその一人でした。

 

心の奥底で、きみは危険を冒すことを恐れていた。本当は勝ちたかったのに、負けるのが怖くて勝利の感激を味わおうとしなかった。

誰でもあるんではないでしょうか。

私にはあります。この経験が何度も。全部逃げてるんです。汗

 

小学校のとき毎年ある持久走大会で、女子の中では必ず1位。男子入れても3位。(元女子なんで。ぜひプロフィール見てください!)

で、女の子の転校生が来て、その子も速いみたいで勝手にめっちゃライバル視されて、正直迷惑だわーと思っていました。

そんなでも勝ってしまう自分が好きだったと思うんですが、その子は気に入らないですよ。その子は、かなり努力してました。

 

当たり前ですが、中学校になったらその子の方が速くなりました。

負け犬の遠吠えでも良いけど、正直本当に走ることが好きではなかったので

持久走なんかよりも勝手にライバル視されていることが嫌でした。

 

で、

中学校でのテストで、「満点だったのは●人です!」ってよく先生言うじゃないですか。

(私が教員した時も言ってましたけど。しつこく聞かれるんで。。)

ある日の数学の先生が「満点だったのは、2人です!」て。。

あれ大体誰かわかっていくんですよね。そうです、私とその子だったんです。

その子はそれから普通に努力してました。

私はまた戦ってくるオーラが嫌で、というかもうお分かりだとは思いますが

負けるのが怖くて、戦いたくなかったんだと思います。

1人で黙々とやりたかったとかいって、要は戦いになったとき負けるのが怖かったんですよね。負けが怖いから、戦わず負けを作らないように。

結果勉強も、側から見れば大負けしてましたけどね。

 

当時は、勝手にライバル視して戦ってねぇし。とか思ってましたが

その子にとっては、ただの踏み台でしかないですよね。ダサすぎ。

 

 

まだありますが割愛します。泣

 

つつき返す対象を間違える

この本にもありますが、

人生が自分をつつきまわしてきたときに、2種類の人がいて

そのままにする人たちとつつき返す人たちがいるらしい。

つつき返す人たちの中でも、ほとんどの人がつつき返す対象を間違えるんです。

 

先ほどかいた当時の私は論外ですね。つつき返しもせず、そのままにする人でした。

 

最初にかいた負債を抱え込んだ無限ループにはまった人たちも

会社の給料の低さや残業代未納などに対して、

つつき返す対象が会社、上司、或いは仕事そのものに向けられているんではないでしょうか。

はたまた奥さん、恋人に向けられていることだってありますよね。。

 

誰もあなたにつついたりはしていないです。

 

つついているのは、人生そのもの。

 

つつかれるたびに、何かを学び得ようとするものだけが成長する。

 

 

誰かに何か文句を言い続けても何も変わらないです。

自分の頭で考えましょう。学びましょう。

私は、無限のループにただいる人生は嫌です。

自分が生まれた意味なんかないのは、わかっているけれど

それでも、意味があると思える行動をしていきたいです。

 

たった一度の人生なんだから、他人の人生なんか生きてないで自分の人生を生きるべきだと思って行動します!

 

引用書
金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]