こんにちは、のすけです。
今日はスポーツ店のシューズを担当していた私がランニングをまず1ヶ月は続けたい人へのシューズ選びの鉄則について紹介します。
結論から言いますと、
安いシューズではなくて、高いシューズを選んでください。
皆さん色々な目標を持って始めると思うのですが、
一番は安全に効率よく成果を発揮することだと思います。
運動していた人でも、急にランニングを始めたりすると、膝や腰の負担て大きいんです。
ランニングに使う筋肉ができていないうちにサポートしてくれないシューズで無理をすると体の故障に繋がります。
膝、腰って痛めると本当に辛いですよ。。
より詳しく理由をまとめました。
- 辞めてしまうこと前提条件の購入
- クッションがないと疲れが早いし故障に繋がる
- サポートがないと疲れが早いし故障に繋がる
です。
皆さんのトレーニングの安全と効率化に繋がればと思います。
目次
理由① 辞めてしまうこと前提条件の購入
特に毎年夏前になると水着を着るためにダイエットや体づくりを始める人もいますよね。
恐らく、ランニングを始めようと思っている多くの方がランニングシューズを手始めに買う時には、
”ランニングが続けられるかわからないから、まずは手始めに安いシューズを買おう”
と思うと思います。
待って。よく考えてください。
やる前から続けるかわからないそのくらいの意志で続けられるのでしょうか!?
人間の意志なんて、超弱いです。
自ら安いシューズを選んで、辞められる条件を作って、甘〜い自分はそっちに流れていくのがオチなんですよ。
モチベーションの面から最初から続けられないときを想定しているということはやめてしまう確率がとても高いと私は思います。
大抵、店頭にはランニングシューズとして一番安めで
¥3980や¥4980くらいの商品が買いやすいところにズラッと並んでいると思います。
これで十分じゃないか?と考えると思いますが、そのコーナーはスルーしてくださいね。
はっきり言いますが、メーカーがお手頃価格で作ったシューズです。
しかし、安いと言っても4、5千円するんですよ!?
大きなお金じゃないですか。
お気に入りメーカーのTシャツ買えちゃいます。笑
飲み会が1回行けちゃいます。笑
5千円払って辞めてしまう確率が高いのであれば、1万払って少しでも継続させた方がいいです。
辞めてしまうならそのお金は無駄金ということですので泣
理由② クッションがないと疲れか早いし故障に繋がる
私は昔、このクッション性を侮っていました。
確かに大切かもしれないけど、高いお金払ってまで。と思って手を出していませんでした。
しかし、スポーツ店のシューズ担当になってから仕事上、お金払っていいシューズ履いてました。
全然違うんですよ、まず履き心地が。
うぉー何これ。フカフカじゃん!
みたいになりますし、
疲れ方も全然違います。
スポーツ店とはいえ、1日の歩数が半端ないんです。
ランニングだけじゃなくて、普段履いてるだけで違いがわかります。
私はこれを体感してしまってから、普段履くシューズもランニングシューズのクッションが搭載されたものばかりです。
もう、ライブとかぺったんこシューズで行けねぇ。。疲れちまう。。
て感じです。
より詳しく言うと、クッションと言っても
ただ柔らかいだけというわけではなく、
だいたいのメーカーは反発性にも力を入れています。
ランニングは次の一歩を出す力を必要とします。
足運びが大事なんです。
クッションの反発力によってそれを手助けしてくれて、次の足!次の足!と軽く走れるんです。
ランニングを始める方や久しぶりに走る方は、走るために使う筋力が十分についていません。
ランニングで軽いシューズがいいとイメージする人。
勿論、軽いということはメリットなんですが、
それは同時に、色々なものを取り除いたシューズであるということなんです。
つまり軽いシューズは、色んなものがつけなくったって自分の筋力で走れるランナー向けだということです!
因みに軽くて安いシューズは論外です。
よく、「このシューズ軽いから走りやすい」ということで購入される方がいらっしゃいますが、とても恐い話。。絶対痛めます。。
ただ軽いだけだからです。はい。
ということで、ランニングを始める方はメーカーが謳っているクッション搭載のランニングシューズを選んでくださいね。
理由③ サポートがないと疲れが早いし故障に繋がる
他のスポーツをしている方でも、ランニングを始めるという方ならば、
クッション性は勿論、サポートのあるシューズを選んでください。
有名なサポートは内側への倒れこみを防止してくれるサポートです。
当然、いい走りというのは、踵がついてからつま先で地面から離れるまで
真っ直ぐに足を運べることですが、
それがほとんどの日本人は、踵がついてから内側により寄り道してつま先。と言ったようにクネッとした足の運びになってしまいます。
だいたい普通に立った時に土踏まずがなくなってしまうような感じになると思うのですが、
それです!倒れ込んでます!笑
この倒れこみのことをプロネーションというのですが、
日本人の7割くらいが内側への倒れこみ(オーバープロネーション)をする傾向にあるといわれています。
なので、内側のサポートをするシューズが多いのです。
というかみなさん、土踏まずは超重要なの知ってましたか?
私、高校のバスケ部のとき疲労しすぎて土踏まずなんてないようなもんだったのですが、
それって、自分の足のクッションがないということなんですよ。
土踏まず=自分の足が持つクッション。
土踏まずのことをアーチというのですが、横から見た時にしっかり土踏まずがある人は綺麗なアーチがありますよね。理想です。
アーチは、弓のようなイメージでバネとも言っていいと思います。
ということは私の高校時代は、バネ無しポンコツ足で跳んでいた。そりゃ疲労骨折しますね。。
あれからというものアスファルトを走るのは、結構怖い。
走るたびに、ズキーンズキーン。
疲労骨折したら、アスファルトほど凶器な床はありません。あーこわ笑
どこで走るにしても、筋力なし。アーチなし。の方は、要注意。
サポートは、ソールの一部にかたい素材が含まれているものから、ソールの形状でサポートするもの(NBのFRESH FOAM)などがあります。
いろんなメーカーが独自のクッション素材とサポート素材を開発していますが、
だいたい「クッション性・反発性も十分にあり、倒れこみサポートを考慮したシューズ」で戦っています。
結構好みによります。
クッションもサポートも実際に履いてみて体感してみてください。
いいシューズは履いたときに全く違います、感動します。
また、走ったら感動します。
また明日も走ろー!
って本当になるシューズあります。
商品例をあげるとするならば、
アシックス→GT -2000、GEL-KAYANO、…etc
ニューバランス→1040、NB HANZO U、FRESH FOAM、…etc
ナイキ→エアズーム ペガサス、エアズーム ストレクチャー、…etc
アディダス→ウルトラ ブースト、ソーラー ブースト、…etc
プーマ→イグナイト…etc
要は、それなりに高いシューズを選んでほしいということです。笑
お金かけたくないですよね、、、
でも、ここは投資すべきところだと思います。
1日の飲み代をちょっと我慢してシューズ代にあててください。
皆さん、健康のためやダイエット、筋トレのためにランニングを始めると思うのですが、
続けたいからシューズを購入するんだと思います。
目標のためには、安全に効率よくトレーニングすることが第一です。
そのために、大事なところを蔑ろにせず、気に入ったシューズを買ってください!!
最近は街に出たままランニングするというコンセプトで、かっこいいシューズも増えています。
かっこいいのにしっかりクッションもサポートもしているシューズもありますので、探してみてくださいね!!
私の気持ち伝わりましたでしょうか。。
決して、安いシューズで済ませようとしないでください。泣
皆さんのトレーニングが有意義なものになりますように☆
読んで頂きありがとうございました!